こんにちはせんです!!
「PSA鑑定品を出そうと思っているけど基準が分からない…………….」と悩んでいませんか?
本日は私が実際にPSAに出す際の基準や、PSA10を取るためのポイントなどを詳しく解説していきます!!
ただ注意としてPSAは鑑定士による基準も違うことがあり、自信を持って出したものでもPSA10が取れないこともあるのであくまで参考程度にしましょう!!
それでも私が過去に出した鑑定品のPSA10の取得率は9割を超えています!
PSA10の取得率が5割程度とかなり低めのチリSARでも要点を抑えれば簡単にPSA10が取れます。
一枚だけPSA5にされたのですが、これは単純に傷の見落としでした。
PSA鑑定品を出す際のセンタリングの見方は?
PSA鑑定に出す際に一番大事な基準といえばセンタリングだと私は思っています。
PSA10のセンタリングの基準は正面60:40、裏面は75:25の範囲までとされていて基準はそこまで厳しくないもののこの範囲に収まらないものはほとんどPSA9になります。
もしセンタリングが悪いが傷や白かけがないものの場合はセンタリングの鑑定基準が無いARS鑑定という日本の鑑定会社もおすすめです。
PSAのセンタリングはどうやってみる?
実際にセンタリングを見てみましょう。
使う道具は0.5ミリ単位の定規です。
サイズは下の写真の黒線の長さをまず測ります。
※定規を直接当てずに必ずスリーブやローダーの上から測りましょう。
2mmと、1.5mmの間くらいなので1.7mmとします。
次に下の枠を測ります。
2.5mmといったところでしょうか。
次に、グーグル検索などで比率計算機を出します。
そこで出た値を入力すれば%が出るのでそれを参考にしてください。
今回の比率は40.476:59.524なので若干上に寄っているように見えてもPSA残り10の範囲内になります。
この手順で左右の比率も確認しましょう。
センタリンングを見る際の注意点
センタリングを見る際の注意点として、自分で測る場合は若干の誤差は出るものだと思った方がいいです。
先ほどのメイSRもギリギリ範囲内ですが、私なら鑑定には出しません。
42:58くらいを基準に考えるといいでしょう。
ポケカの裏面のセンタリングの見方は?
ポケカの裏面のセンタリングは縁がぼやけてて見づらいのですが、カードを2枚重ねて下にスライドさせ黄色から青に変わった瞬間止めてその距離を測ります。
あとの手順は表面と同じです。
裏面のセンタリングは表と比べて範囲が大きいので私は目視確認して終わりにしています。
最新のカードでもセンタリングはあまり良くない
ポケカの最新カードは特に上に寄っているイメージがあります。
PSA鑑定に出す際は新しいカード古いカード問わず必ずセンタリングを見るようにしましょう。
PSA10の白かけはどの程度まで許される?
PSA鑑定に出すにあたり、センタリングと同じくらい重要な項目が白かけです。
白かけはもちろんないに越したことは無いですが実は白かけがあってもPSA10を取ることができます。
表面の白かけはNG 裏面は若干の白かけならOK
PSA10でも白かけがあるものは多く特に裏面に関しての白かけの鑑定は正直甘いです。
私は一個でも白かけがあれば売却時に価格が下がる可能性があるのでPSA鑑定には提出しませんが、写真程度の白かけならPSA10を取れているものもよく見ます。
傷はPSA鑑定に影響する?
PSAは傷に関してはかなり厳しいと思います。
表面でも裏面でも目で見える傷がある場合PSA10や9を取得するのは難しいでしょう。
裏面に関して言えば表面よりかは鑑定も甘いですが鑑定士次第という感じなので、傷がある場合は鑑定に出すのはおすすめできません。
傷が一つでもある場合、PSA8以下になることが多いです。
日焼けはPSA鑑定に影響する?
Xで日焼けしたものがPSA10取れた!!というポストを見かけたのですがその後修正されPSA5になったそうです。
他にも色が日焼けで飛んだPSAを見たことがありますがおそらくPSAを取得後に日焼けしたものだと思われます。
目で見てわかるほどの日焼けはPSA鑑定には出さない方がいいでしょう。
インクドはPSA鑑定に影響する?
インクドとは白かけなどを補修して色などを塗っているカードのことで、主に旧裏などの古いカードに多く見られます。
目立たないインクドカードの場合、鑑定の目をすり抜けることもありますが、基本的には鑑定に出しても鑑定されずに返却されるだけなので注意しましょう。
仮にPSA10を取れたとしても店舗では買取不可などになる可能性もあります。
PSA10の初期傷はどこまで許される?
最近では流通枚数を増やすために印刷が荒くなり初期傷も多くなっており、PSAを提出する際の大きな悩みになっています。
結論から言えば初期傷は「鑑定する人によって鑑定結果が変わる」というのが正直なところなのですが、私の経験から「これくらいならPSA10を取れる可能性がある」という初期傷を紹介していきます。
横線、縦線はPSA鑑定に影響する?
縦線、横線とはカードのレリーフの繋ぎ目のことで、最近ではマスターボーミラーなどに目立つ縦線や横線などが見られることが多いです。
結論を言えば横線、縦線はPSA鑑定に影響が出ることはありません。
ホロズレ、レリーフはPSA鑑定に影響する?
ホロズレ、レリーフズレとはレリーフなどの加工がずれた状態のものです。
ホロズレは、PSA鑑定の影響を受けます。
おそらくここまでのズレのものはPSA9になると思いますが若干のずれであればPSA10を取得することも可能です。
ホロカケ、レリーフカケ、PSA鑑定に影響する?
ホロカケ、レリーフカケとはレリーフなどの加工が抜けている状態をいいます。
私の感覚では、ホロかけはそこまで厳しくない印象です。
カードの縁のホロかけや、ホロかけが1、2箇所の場合はPSA10を取れる可能性があります。
稀にホロかけだらけでもPSA10の個体を見かけますが鑑定士次第なので極力出すのは控えましょう。
このカードでもPSA10は取れました。
インク飛びはPSA鑑定に影響する?
インク飛びとはポケカの裏面などによく見られるもので黒い点のようなものや白点、線のようなインク飛びもたまに見かけます。
画像のようなインク飛びは綿棒で軽くこすると取れたという情報もありますがカードを傷つける可能性もあるので注意して行いましょう。
裏面の小さなインク飛びに関しては許容されている感じはありますが、画像のような線のようなインク飛びは汚れと判断される可能性が高そうです。
裁断の荒さはPSA鑑定に影響する?
裁断が荒いカードとはカードを切った時に縁がギザギザになってしまうカードのことを言います。
裁断が荒いものは最近のカードに多いのですが、縁が白く見えるほどじゃなければ鑑定にはあまり影響が出ないと思っています。
気泡はPSA鑑定に影響する?
気泡がある場合でも私は鑑定に出します。
鑑定士によるかもしれませんが、気泡があっても大抵PSA10を取れている気がします。
画像のものもPSA10の個体です。
まとめ
今回はPSA鑑定に出す際の見るべきポイントなどを紹介しました!
私がPSAには絶対に出さないカードの特徴をまとめると
- センタリングが規定の範囲内ではないもの
- 目立つ白かけが複数あるもの
- 目で見てわかる傷があるもの
- インクドのもの
- 日焼けしているもの
- レリーフが大きくずれているもの
- 大きなホロカケやインク飛びがあるもの
です。
参考になれば幸いです!!
以上せんでした!!